第2回研究会

実施概要

日時：2016年3月30日（水） 16:00～18:00
場所：求道会館（〒113-0033 東京都文京区本郷6丁目20-5）
報告者：葛西康徳氏（東京大学大学院人文社会系研究科教授）
タイトル：法のサステイナビリティ －比較法・法制史の視点から－

報告概要

I. はじめに－問題の立て方－

1. 1. 「法のサステイナビリティ(The Sustainability of Law)」という問題の立て方

   2. 問題の立て方（仮）「法は変わるか？変えられるか？」

   3. 濱田（元総長）コメント

   4. 補足

   5. 余談

   6. 変化の時期に関して

   7. 変化の分野に関して－法と法以外－

II. 日本法の位置づけ－比較法－

1. 外国語（英語）による「日本法」の説明ないし教科書

2. 比較法上の位置づけ

3. Professor Robert W. LeeとJuriglobe

III. 法と慣習

1. 法典編纂

2. コモン・ロー

3. ローマン＝ダッチ・ロー

4. アフリカ慣習法（Bennett）-Ubuntu（ウブントゥ）

5. プラトン『法律』とヒンドゥ法『マヌ法典』-ノモイとダルマ

IV. 終わりに－残された問題－

1. 1. 判例と条文
      民法「不法行為」709条、710条
      刑法「殺人」199条、200条

   2. 日本　死亡による損害賠償請求権の相続
      Gagné, Renaud, Ancestral Fault in Ancient Greece, Cambridge 2013

   3. 法を「サステイナビリティ」の視点から見る意義